院長ブログ

2011.08.06更新

今日で院長51歳。 

「人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢まぼろしなりや」

と、織田信長が好んで舞った敦盛の舞いは、歴史にうとい私でも知っています。
信長が本能寺で明智光秀に奇襲され敦盛の舞いを舞って亡くなったのが四十九歳だったと思います。
幼少の頃から偉人伝を読み漁っていた私は、敦盛という人物を知らないままに(平敦盛でしょうか?子供用に清盛の伝記は出てても敦盛までは・・・) 「人間五十年・・・」と生意気にもよく口にしていました。

しかるに48, 49 歳と 平々凡々に 過ぎてゆく自分に焦り、50 歳には何か記念にと思い立ったのが富士山登山でした。

48 歳後半から近くの葛城山や金剛山に登り出し、体重を11kg 減量し 50 歳の誕生日前に初心者向きの吉田口から日本一高いお山―富士山頂に立ちました。
歴史に名を残す事はできなくとも、何でも良いから「日本一」にこだわったんでしょうか? ( 人物が小さ過ぎる?!) 
その後も奈良の大峰山系の山上ヶ岳・稲村ヶ岳・大普賢岳・行者還岳・弥山・八経ヶ岳とこの一年で日帰りで登ってきたわけですが、とうとう、51 歳となりにけり・・・。

私にとってのこだわりの50 歳はいつの間にか過ぎ去っていました。
でも生活習慣病予防の為に引き続き日帰り登山は頑張ろうかなと思っています。

この日曜日は釈迦ヶ岳にと予定を立てているのですが、天気はいかがでしょうか・・・。