「歯が痛い」「歯にしみる」。なるべく早く治療しましょう。口臭の原因になっていることも。
- 歯磨きをすると血が出る
- 噛むと歯が痛む
- 冷たいもの、甘いものが歯にしみる
一般歯科とは、矯正や口腔外科などの特殊な治療以外の歯科治療全般のことです。いわゆる「保険適用の治療」といえるかもしれません。
当院は、できるだけ天然の歯を残すことを優先しつつ、将来的なリスクを考慮した治療をご提案いたします。
ただし、使う材料によっては、自費診療になってしまうこともあります。
もちろん当院が勝手にそれらを使うことはなく、患者さまのご希望、ご要望をはっきりお伺いした上で最善の治療をおこないます。
虫歯は早期発見・早期治療が何より大切です。自覚症状がなくても、定期的に検診を受けていただくのが最善の治療であるといえます。
虫歯の進行と治療法
ステージ1(C1)
初期段階で、虫歯の浸食が表面のエナメル質にとどまっており、自覚症状はまずありません。予防だけでこれ以上進行しないようにできます。ただし大きさ、部位によっては詰めものをすることもあります。
ステージ2(C2)
歯の内部(象牙質)まで虫歯が進行しており、冷たいもの・甘いものが歯にしみるなどの症状が出てきます。自然に治ることはなく、虫歯を削って詰めものをする必要があります。場合によってはかぶせものでなくてはなりません。
ステージ3(C3)
内部の神経まで虫歯が到達し、強烈な痛みを生じます。そのため食べることもできない、眠れないといった場合もあります。
虫歯を削るだけでなく、神経を抜いた上でかぶせものを施す必要があります。
ステージ4(C4)
虫歯によって歯根を残してすべて浸食された状態です。放置すると顎の骨に細菌が入り込んでしまいます。上記の治療だけでなく、抜歯が必要になるかもしれません。
歯を失う原因の90%は歯周病です。
歯周病は、歯垢(プラーク)に潜む歯周病菌が歯肉や歯槽骨などを破壊してしまうもので、放置すると歯を失ってしまいます。そして何より全身疾患の原因ともなる、実は恐ろしい病気なのです。
進行するにつれて治療の時間も費用もかかってしまいますが、初期の「歯周炎」であれば数回の通院で治療可能です。
定期的に検診を受けていただき、早期発見・早期治療することをおすすめします。
歯周病による全身疾患とは?
歯の隙間にたまったネバネバとした歯垢は、そのうち固まって歯石になります。
歯石を歯みがきで取ることはまず不可能です。
歯周病が進行すると、歯を支えている組織が破壊されていきますが、さらに血管に侵入することで、以下の全身疾患の原因となることがあります。
- 動脈硬化
- 心臓内膜の炎症
- 脳血管疾患
- 出産への影響(早産、低体重児など)